学校法人 雀村学園 鵜ノ木幼稚園

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友達との関わり

年少担任





 今年度四月に入園した幼児達。幼稚園での生活にもすっかり慣れてきて、自分の好きな遊びを楽しむようになり、それと共に友達との関わりも増えてきました。

 例えば昼食時。
 一学期の後半からは、好きな友達どうし誘い合って、同じテーブルで食べるようにさせているのですが、
「たまごやき、持ってきた人、手挙げて」
と一人が言うと
「は~い」
このような声がクラスのあちこちから聞こえてきます。
「きょうはハンバーグだ!」
「わたしはサンドイッチ」
「ふりかけ弁当だよ!」
と、それぞれの弁当を見て楽しむ姿も見られます。

 また、食事後
「全部食べました」
と言って担任まで弁当箱を見せにきた幼児に対して、他児から
「見せて、見せて!」
という反応が起きます。そこで担任だけでなく友達にも見せ、
「○○ちゃん、すごいね!」
「○○くん、すごい!!」
という声が返ってくると、とても嬉しそう。
互いに共感しあって出てくる言葉だけに、自然で、とても楽しい雰囲気を作り出します。

 このような楽しい雰囲気は、幼児達が集団の中で、あるいはみんなの前で、発言することの抵抗をなくしていくことにもつながっているようです。

 私の担任するクラスの帰りの会では、その日のことを手を挙げて発言させるようにしています。
「きょうは何をしましたか?」
という問いかけに、ほとんどの幼児が
「はい!はい!!」
と手を挙げます。発言の巧拙はともかくとして、みんなの前で発言することを楽しんでいる様です。

 幼児達は、いろいろな場面での友達との関わりの中で、成長を見せています。
 二学期からもこの雰囲気を大切にして、幼児達がいろいろな楽しさを味わえるように、指導援助していきたいと思います。


   
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